-肌・皮膚-


肌・皮膚 肌荒れの原因

「美肌」美しい肌の大敵

「美肌」美しい肌の大敵はシミやバカス、肌荒れです。

1、シミの原因は紫外線が細胞を破壊したときにできる物質「リポフスチン」が皮膚に蓄積した物です。「リポフスチン」は加齢色素とも呼ばれています。

2、ソバカスは皮膚が紫外線を浴びると、皮膚の内部に有害な活性酸素ができます、これを吸収して無毒化するのが黒い色素「メラニン」でこれが増えることにより肌が黒くなります。これが俗にいう「日焼け」で黒い色素「メラニン」が肌に残ってソバカスになります。

3、肌荒れは風邪や疲労による体調不良や、栄養不足、便秘などで起きます。

「美肌」美しい肌を保つ仕組みは、皮膚は中から新しい細胞ができて古い細胞を押し上げ、古い細胞は角質層になって表面から落ちていきます。古い細胞が新しい細胞に代わることを新陳代謝と呼び、細胞が入れ替わる速度を「ターンオーバー」と呼びます。

「ターンオーバー」は肌を露出した部分で約10日、衣類で覆われている部分の皮膚では約20日ですが加齢や環境の変化などによって順調に進まないと、古い細胞が残ってシミやソバカスになります。


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肌・皮膚の対策

「美肌」美しい肌を保つ対策としては、いかに新陳代謝を活性化するかがポイントになります。

肌・皮膚に効果効能があるサプリメント

アセロラ

カムカム

クランベリー

グレープシードエキス

サジー

ビタミンA(β-カロテン、レチノール)

ビタミンB2

ビタミンC

ビタミンE

プラセンタ

プルーン

ラズベリー

レスベラトロール

マルチビタミン・ミネラル

●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス

  • ビタミンCはメラニンの生成を押さえ、肌にできた黒いメラニンを脱色したうえコラーゲンの生成に欠かせせず、強い抗酸化物質でもありますので美肌作りには重要です。
  • アセロラやカムカムはビタミンCを豊富に含んでいます。
  • ビタミンAビタミンB2は皮膚や粘膜の健康を守る働きがあります、特にビタミンAは皮膚のターンオーバーを活発にします。
  • ビタミンEはビタミンAやCと共に活性酸素を分解して、顔の毛細血管の血行を良くして表皮細胞の新陳代謝を活発にします。
  • クランベリー、グレープシードエキス、ラズベリーは強い抗酸化力で肌を守ります。
  • サジーはビタミンAを多く含みその他のビタミンも含んでいて肌を美しく守ってくれます。
  • プルーンはビタミンAを豊富に含み便秘にも効果があります。
  • プラセンタの「成長因子」(グロース・ファクター)によって細胞の分裂速度が速まり、全身の組織、臓器、肌を若返らせます。
  • マルチビタミン・ミネラルを服用することで、三大栄養素の代謝を円滑に進める酵素を十分に働かせることができます。日常の体調を維持するための、予防として服用してください。

肌・皮膚に処方される漢方薬

漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。

「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。

  • 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
  • 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
  • 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。

「証」の判定は証の自己判定テストご利用ください。

漢方軟膏

アトピー性皮膚炎に処方される漢方薬

実証

  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
    皮膚炎、皮膚そう痒症のかゆみの緩和のほか、高血圧症状の緩和にも用いられます。かゆみ、発疹のほか、のぼせ、赤ら顔、目の充血、不眠、頭痛などがある場合に用いられます。
  • 消風散(しょうふうさん)
    湿疹、じんましん、皮膚そう痒症など皮膚疾患に用いられます。長年にわたって治らない湿疹で、患部のかゆみが強く、気候が暖かくなると悪化するなどの特徴があるときに効果があります。
  • 治頭瘡一方(ぢずそういっぽう)
    おもに子どもの湿疹、皮膚炎に用いられます。頭や顔にかさぶたやただれができ、かゆみが強いときに有効です。
  • 葛根湯(かっこんとう)
    胃腸のじょうぶな人の湿疹やじんましんに用いられます。初期のかぜにともなう炎症全般にも有効です。
  • 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
    湿疹、皮膚炎、熱性疾患などに用いられます。熱が高く、のどが渇く、水をよく飲む、発汗が激しい、顔がほてるなどの症状があるときに有効です。
  • 越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)
    アトピー性皮膚炎、湿疹に用いられます。むくみ、口渇、汗が出る、尿の出が悪い、せきが出るなどの症状がある場合に効果があります。

中間証

  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
    皮膚疾患の初期や湿疹、じんましん、水虫などで乾燥しているものと、アレルギー性湿疹にも有効です。皮膚症状のほか、神経質で胸脇苦満があるときに効果的です。
  • 温清飲(うんせいいん)
    アトピー性皮膚炎、湿疹、皮膚そう痒症、口内炎などに用いられます。皮膚のかゆみや熱感がみられるときに有効です。
  • 柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
    神経質で「癇」(かん)の強い子どもの湿疹の治療に用いられます。皮膚が浅黒く、手のひらや足の裏に汗をかきやすい、腺病質(リンパ節が腫れやすく、湿疹、粘膜の炎症などをおこしやすい)などがあるときの体質改善に有効です。
  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
    慢性化したにきび、鼻炎、扁桃炎に用いられます。皮膚が過敏な子どもの体質改善に用いられるほか、鼻や、耳、扁桃に炎症をおこしやすい人に有効です。
  • 五苓散(ごれいさん)
    尿量減少、のどの渇き、むくみ、水滞などの症状に用いられます。
  • 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
    微熱、食欲不振、胸脇苦満、関節痛などがある場合の体質改善に用いられます。

虚証


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肌・皮膚に関係する治療法


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女性・婦人科の治療ガイド

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女性・婦人科/健康

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