-サミー-


サミー(S-アデノシルメチオニン)

サミー(S-アデノシルメチオニン)の効果効能

サミー(S-アデノシルメチオニン)はセントジョーンズワートと並ぶ、人気の抗うつサプリメントです。サミーは生体内で必須アミノ酸の1種であるメチオニンから作られた天然物質で、サミーは商品名で正式には「S-アデノシルメチオニン」という名前の物質です。サミーの材料になる、必須アミノ酸のメチオニン自体も気分を高める作用がありますが、サミーはメチオニンより効果が格段に高い「活性型メチオニン」なのです。


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サミーの抗うつ病効果

サミーの抗うつ病に対する治験が、1994年にアメリカで行われました。検査はサミーと抗うつ薬のデシプラミンを比較する方法で行われました。その結果、患者のうつ病の改善は、デシプラミンよりサミーの方が優れていることが判明しました。そのうえ抗うつ薬のイミプラミンやアミトリプチリン、デシプラミンなどには不眠や食欲不振、口の渇き、便秘、精力減退などの副作用が有りますが、サミーにはこのような副作用が無かったのです。

ただサミーがどのように、うつ病を改善するかのメカニズムは、まだ解明されていません。

サミーの抗炎症効果

サミーは炎症も抑えるので、関節に炎症が起こる慢性関節リウマチなどの関節炎にも効果があるとされています。通常、慢性関節リウマチの治療に使われる非ステロイド系抗炎症薬のアスピリンやイブプロフェン、ナプロキセンには副作用がありますが、サミーはこれに対しても副作用が見られません。

1989年に旧ユーゴスラビヤで、膝関節炎患者を対象にサミーと非ステロイド系抗炎症薬のナプロキセンを使って治験が行われました。その結果サミーはナプロキセン同じ効果があり、その上副作用がないことが立証されました。

改善が期待できる症状

うつ病 関節痛

サミーの有効成分

S-アデノシルメチオニン


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サミーの飲み方

サミーをうつ病改善目的に使う場合、1回400mgを1日3回食後に服用してください。飲み初めに吐き気や胃腸障害を起こす人がいますので、この場合は1回200mgを1日2回、3日目から1回400mgを1日2回、10日目から1回400mgを1日3回服用するようにしてください。

躁うつ病(双極性うつ病)の人がサミーを使用する場合は医師の特別な監視のもとで服用して下さい。

またサミーはうつ病治療薬のSSRI(選択的セレトニン再取り込み阻害剤)のパキシルやルボックス、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)のセルゾンやエフェクサーなどとの併用はしないで下さい。脳内のセロトニンが増えすぎて震えや発熱、発汗などの「セロトニン症候群」を起こします危険性があります。


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